Story 02

暮らしのつぶやきが、図面になっていった。

Overview

玄関から2方向に分かれる動線と、回遊できるキッチン。公園の目の前に建つA様のお宅は、ご夫婦とお子さまの日々の動きから間取りを組み立てた、自由設計×セミオーダー「SemiFull」の住まいです。吹き抜けのリビングには、ご家族で仕上げた塗り壁と、一緒に木を選んだ一枚板のダイニングテーブル。ご家族の手で仕上げた部分が、そのまま暮らしの一部になっています。

――今日は完成から1ヶ月経った今の暮らしを伺いながら、家づくりの過程で「どんなアイディアが、どう家に反映されたのか」を紐解けたらと思っています。よろしくお願いしますm(_ _)m

A様:はい、こちらこそよろしくお願いします!

――最初は、建売も含めて検討されていたんですよね。

A様:そうなんです。最初は建売でいいかなって思ってました。
家に強いこだわりがあるわけではなったので…。

――建売から気持ちが変わっていったきっかけは、どのあたりでしたか。

A様:一生住む家なのに、「この間取り気に入らんな」って思いながら暮らすのは嫌だなって。
安くない買い物だからこそ、我慢したくなかったんです。
それに、見ていた建売の中には、駐車場が道路から長くバックしないと停められないところもあって、そこも内心引っかかってました。
子どもの学校区は変えたくなかったので、エリアが絞られる中で余計に妥協しにくかったですね。

――そのタイミングで、en’to(中村さん)と繋がった。

A様:はい、たまたま知り合いが家を建てていて、その担当が中村さんだったので紹介してもらったのが最初です。
展示場も回ったんですけど、見すぎるとどれも一緒に見えてきて疲れるし、営業電話もすごくて…。

――比較の中で「中村さん」だった、と。

A様:そうですね。もう“どこかの会社”というより“中村さん”って感じでした。(笑)
コミュニケーションが雑じゃないし、人当たりもいいし、ちゃんと見てくれてるなって。
それに、できる・できないをちゃんと言ってくれるし、「それ良さそうですけど使いづらいですよ」みたいに細かいところまで言ってくれるんです。
向き合ってくれているという感覚ではなく、同じ方向を向きながら家づくりを進められている感覚がありましたね。

暮らしのつぶやきが、図面になっていく面白さ

――実際に家づくりが始まってから、印象に残っていることってありますか?

A様:基本的に家のことって実家しか知らないじゃないですか。だから分からないことが多すぎて…。
そんな中で「吹き抜けにしませんか?」って提案をもらった時に、「そういう選択肢があるんだ」って思いました。

それと、私たちが言うのは「洗濯物持って2階に上がりたくない」とか「リビング広い方がいい」とか、取り止めのない言葉なんですけど、それがちゃんと図面になっていくのが面白かったです(笑)

――間取りは、途中で調整も重ねたと伺いました。最終的に「これだ」と思えた決め手は何でしたか?

A様:一回「これでいいか」ってなった図面があったんですけど、そこからまた調整して。
結果、自分たちで「ああじゃない、こうじゃない」って並べた案より、提案してもらったものが一番しっくり来た感じでした。
「洗濯はこう回したい」「リビングはこう使いたい」みたいな、普段の動きがそのまま当てはまるイメージが持てたんですよね。

“家事がラク”が、暮らしの真ん中にある家

――住み始めて、いちばん気に入っているポイントはどこですか?

A様:動線ですね。めっちゃいい!キッチンも作業スペースが広くてやりやすいし、回れるのが便利。前はアパートだったので、余計に「広っ」ってなりました。(笑)

――玄関からの動線も特徴的ですよね!

A様:そうです。玄関から2方向に行けるので、将来子どもが公園から帰ってきた時に、リビング通らずに流しに直行できる。そこも結構ありがたいなって思います。

――こうした動線はA様から希望したんですか?

A様:いやいや、私たちは「自由設計セミオーダー住宅」だったこともあり、もうほぼお任せです。(笑)
注文住宅みたいに「素材はこれで…」とか、そこまでこだわりないですし、暮らしてみないと分からん!って思ってて。
だから「これは嫌」だけ伝えて、提案してもらったものを「いいと思います」って進める感じでしたね。
こだわりが強い人は注文が合うと思うけど、私たちはこの形がやりやすかったです。

 ▼旦那さんの“ゲームスペース”も、さりげなく暮らしに馴染む形で。
一枚板カウンターを設けて、作業にも息抜きにも使える居場所に。

自分たちの手が残る家:塗り壁と造作テーブル

――この家らしさで言うと、塗り壁も象徴的ですよね。

A様:はい、自分たちで塗ったのですが、これも中村さんの提案です。
正直、最初は難しかったです(笑)。
どう塗ったらいいのか分からなくて、「これ合ってる?」ってなりながら始めたんですけど、だんだんコツが分かってきて。子どもも一緒にやって、2時間くらいだったかな。

仕上がりは、プロがピシッとやった感じとは違うんですけど、それが逆に良くて。
ちょっとムラがあるところが、あとから見ると「あの時みんなでやったな」って思い出になる感じがします。

――もう一つ、一枚板のダイニングテーブルもいい味出てますね!

A様:引っ越し前にテーブルどうしようってなって、中村さんの事務所の一枚板を見て「新居に合うの作れないかな」って相談したら「できます!」って。
木を選びに一緒に行ってくれて、引き渡し前に見た時「すごいな!」ってなりました。
お気に入りは“耳”のライン(ふちの自然な形)ですね。

――実際に人を招いたときも話題になりそうですね。

A様:塗り壁はまず話題になりますね。「自分たちでやった」って言うとさらに驚かれます。
あと、リビングの吹き抜けとテーブルもよく褒められますよ。

「帰ってきたな」と思える場所がある

――「居心地いいな」と感じるシーンはありますか?

A様:休みの日にリビングでソファに座って、吹き抜けの上を見上げた時ですね。
晴れの日は日が入って空も見えて、シーリングファンが回ってるのを見ると落ち着きます。
仕事帰りにリビング開けて、子どもがソファで過ごしてるのを見るのも「帰ってきたな」って感じます。

――いいですね!あと外とのつながりも良いですよね。

A様:洗濯の時に「スリッパでそのまま外に出たい」って言ったら、ウッドデッキみたいな“台”を作ってもらって。
そこで子どもがシャボン玉したり日向ぼっこしたり。
公園が目の前なので、そのまま公園へ行けるのもいいです。
今思うと、もう少し広くしとけばよかったです(笑)

en’toの家づくりは「温かくて、任せられる」

――振り返って、en’toの家づくりを一言で言うなら?

A様:「温かい」ですね。
信用できるし、不安や疑問を抱えたまま進まないから、任せられる感覚がありました。
提案を素直に受け入れられたのも、中村さんの人柄が大きいと思います。

なんか硬い距離感じゃなくて、気づいたら友達みたいになってくるというか。
家ができて引っ越してきて、最初の1週間くらいは娘が「中村さんは?」ってずっと言ってたんですよ。

それくらい、家づくりの間ずっと身近な存在だったんだと思います。
そういう距離感も含めて、「温かい家づくりだったな」と感じています。

あと、お金の話も分かりやすかったです。「これなら上がる」「これは下がる」って細かく言ってくれるので、こちらも納得して自分で選べるのが安心でした。
ヒアリングもして、設計もして、現場監督もしてくれていたので、一気通貫で見てもらえている安心感も大きかったですね。

 

――今後のサポートで期待したいことはありますか?

A様:建てて終わりじゃなくて、これからも”話しかけやすい関係”でいてほしいですね。
何かあった時に、気軽に連絡できる感じ。

たとえばメンテナンスのこともそうで、困った時にちゃんと返ってくるだけでも安心します。
逆に、5年とか10年とか間が空くと、連絡しづらくなりそうで…。

今日みたいに、お引き渡し後も定期的に顔を出してくれたら嬉しいです。
私たちが行くのでもいいし、何か接点があるだけで「つながってる」感じがします。
あと、施主さんが集まるようなイベントがあるなら行きたいですね!
そういう場があると、より安心できると思います。

――en’toは定期的に「工作室イベント」もやっているのでぜひまたお越しください!

A様:前回開催の工作室イベントも行かせていただいたので、また機会があれば行きたいです!
前回子供達と製作した作品も部屋に飾ってありますよ。

――それは嬉しいです(笑)今日はお引き渡しから1ヶ月のタイミングで、率直なお話を聞かせていただきありがとうございました!

A様:こちらこそ、ありがとうございました!

おわりに

家が完成して終わりではなく、暮らしが始まってからが本番。
A様の言葉にあったように、これからも「話しかけやすい距離感」で、困ったことがあればすぐに相談できる関係を続けていきます。
この家で家族の思い出がたくさん重なっていきますように。

▼A様邸の家づくりの過程はこちら
【A様邸 Vol.1】春の陽気のなかで地鎮祭
【A様邸 Vol.2】真夏の上棟、汗だくの現場に笑顔が並んだ日

▼A様邸の施工事例はこちら
視覚的にも体感的にも自然を感じる家



Designer's Profile

RYOTA
NAKAMURA

中村 亮太

二級建築士 /
宅地建物取引士

構造設計事務所や工務店での経験を経て、さまざまな建物の構造検討や木造住宅について学び、住宅設計を「構造から」との信念で取り組んできました。その後、営業、設計、コーディネート、現場管理まで一貫して経験し、完全自由設計を通じてお客様に寄り添った家づくりを実現してきました。これまでの経験を活かし、私にしかできないご提案で、お客様と一緒に楽しく満足できる家づくりを目指しています。